「オンラインもオフラインも両方大事に」リンクスエージェンシー渡邉さん

こちらは1月18日に渋谷で行われる「郡山ナイト〜郡山の企業との関わり方を考えよう〜」の記事となります。イベント特設ページはこちら

郡山だけでなく、東北の企業さんのWEBや紙・看板などのクリエイティブを手がけられているリンクスエージェンシーさん。
地方における情報格差とインフラという部分に課題を持たれているそうで、郡山はもちろん、東京などリモートでも手伝ってくれる人を探しています。

―― 1月18日のイベントなどで出会う方にお願いしたことなどありますか?

渡邊万里子さん

うちは、ウェブサイトを作っています。なので、今後新しく出会った方達にお願いしたいことというのは、やはりウェブに関してのテレワーク的なものとか、またはオンライン上でFaceTimeとかを使ったウェブ上の勉強会とか、そういったことです。東京に住んでいながらも、弊社の仕事をお手伝いして頂いたり、もしくは東京の情報を頂きたいというところです。

―― 新規事業というよりは、今現在ある業務を一緒にリモートのような形で仕事をしてほしいということですか?

渡邊万里子さん

そうですね。新規事業でもいいんですけどね。提案してくれて「じゃあやろうよ」ってなれば新規事業は全然アリです。今も私は東京でしょっちゅう勉強会とか行くんですけど、やっぱりあちらでしか得られない情報というのは結構あるんですよね。なので、そういった意味でやっぱり向こうの情報を持っている方、技術を持っている方をこの地方に入れることによって、よりウェブ業界も活性すると思います。「こういった事業とマッチングできますよ」と提案していただければいつでもウェルカムです。

―― 具体的にこんなサービスもちょっとやってみたいんだけどなど、気になっていることはありますか?

そうですね、今うちで新しくはじめようとしているのはウェブの学校なんです。遠方で、例えば東京でのマッチングというと、今言われてぱっと思い浮かぶことっていうと、学校に関連していえば先ほどの、英会話とかでもフィリピンの方々が24時間オンラインで英会話教室やっているんですよね、そういったイメージとか。それが一番現実的なのかなと、私は思っていますけど。ただ「こういったのどうですか?」っていってもらえれば、乗る気持ちは物凄くあります。いいねって思えば。

―― ウェブがキーワードになりますか?

うちはマーケティングとかブランディング、パッケージなどやっているのでウェブに限らずですね、そういうのは。すべてにおいて、うちの業種以外のものでも乗る可能性は往々にあります(笑)。

―― ウェブ以外の事業はどういう事をされてますか?

渡邊万里子さん

まず紙ですね。学校関係のパンフレットとかポスターとかそういったもの、学校じゃなくてもですが。あとは立て看板のデザイン、看板つけたりとかですね。

あとはパッケージですね。お菓子とかの。これはもう大きい企業さんではなくて、個人でパンを焼いている方とか、お菓子を焼いている方のパッケージデザイン。デザインもパソコンで作ったデータ上だけでなく、こういった仕様がいいんじゃないですか?とかも含めてパッケージです。

あとはマーケティングですね。たとえば駅前駐車場の集客が落ちているんだけどどうしたらいいかな?というご相談にオンラインとオフラインの部分でご提案するとかですね。マーケティングというのは広いので、色々なことをやっています。jeki(株式会社ジェイアール東日本企画)さんともう3年目になりますけども、「ふくしまみらいチャレンジプロジェクト」というものをやっていまして、その専門家で入っています。

今抱えている案件は大堀相馬焼のリノベーション、川俣シルクのベビードレス、いわき市の酒屋さんの販路拡大、南相馬市のエステサロンの集客ですね。販路をお繋ぎするというのもjekiさんからの依頼で、今は経産省のものでやっているので、それが3年目ですね。

あとは動画ですね。なんでもやっているんですよね、SNS・Instagram・FacebookとかLINE@も昨日提案してきましたけど、それをこの業種にはこれがあってるなっていうものをうまく提案してウェブと同期させたりだとかですね。あと地元の講師を少しやっています。あとはボランティア活動ですね。

―― 今色々とやられている中でもっと伸ばしたいなと、ピースが埋まればいいなと思うところはありますか?

渡邊万里子さん

やっぱりこういうクリエイティブな仕事なので、若い新しい発想、行動力が欲しいですね。そういった意味ではやっぱり、地方なんだけども地方に限らず、要するに福島県で起業しますけど福島県だけで考えてないんですよね。なので、言ってしまえば日本全体で考えているし、もっと言うと世界で考えているので、そういった意味できっかけさえあれば、色んな事をやっていきたい、挑戦していきたいと思っています。

もっと情報が入ってきた方がいいし、うちもエンジニアがいますけど情報の共有とかそういう事も必要だと思います。そういったところが離れているからっていう事ではなくて、全体で考えて共有できれば面白いとは思っています。でもなかなか出来ることじゃないですよね。そういうところに顔を出すのも会社勤めしているとなかなか行けなかったりだとかするし、日々の作業に追われてしまうので、きっかけがあるといいですね。それがその実際にお会いしてと言うのは勿論大事ですし、もしかしたら今の時代だからオンライン上でももっと色々なことができるのかなっていうのもあるし。

―― 逆に自慢できる部分というのはどういう所ですか?

渡邊万里子さん

仕事がひっきりなしに来る(笑)。それはうちの社員が優秀すぎて(笑)作品が営業になりますからね。こういったモノ・これみたいなモノをつくって欲しいとか。そういう所ですかね。6年間営業かけたことないです。

―― 作られたものを見てまた誰かから問い合わせがくるということですか?

そうですね。たとえばFacebookなんかで、ここのサイトをリノベーションしました、みたいなのをあげると、それを見た方が「いいね、こういうのつくって」ときたりという感じなので。

―― どんな人と新しい取り組みをやりたいですか?

レスポンスが早い人ですね。レスポンスが早くて気が利く人。これはもう鉄則ですね。レスポンスが早くて気が利く人は、仕事ができる人だと思うので。そうじゃない人とはちょっと組みたくないというか…。結局お客さんありきなので、迷惑をかけたくないんです。

―― 新しいことを行うとして、人じゃない部分、例えば利益とか、どういった所を重視したいですか?

そこは難しい所で、私は後からお金がついてくると思っているタイプで、損して得取れ精神なんです。でもそれをほかの人に押し付けるつもりはないですし、生活もかかっているし、私もそうはいっていても会社で人が増えてくれば売上とらなきゃいけないし、という現実がある訳です。 与えて取るじゃないですけど、そういった事ができる人っていうのは、いるとは思うんですけど。

やっぱりどうしても仕事っていうと、もちろん料金を頂かないといけない。対価ですから、それはわかるんですけど、そういう中でもタダ同然の事も今でもやっているんです。ただやっぱり、たとえば自分の事じゃなくて、自分が第三者として見た時に、利益で来る人は嫌ですね。売上とかお金でなんでも話を進めるような人は嫌ですね。ここは難しい所で、だからと言って儲けないといけない、潰すわけにはいかないので。そこは私も教えてほしいですね(笑)。

―― 自分の利益だけでなく、周りの利益も考えるという事になるんですかね?

もちろん、だって自分の利益だけだとそれは絶対に長くは続かないんです。その時だけだと思うんです。やっぱりwin・winの関係でないと、三方よしでないと、絶対に長くは続かないと思うので。それはお金に限らず全てにおいて、そうだと思っています。お互いが共に栄えましょうというのが一番理想ですよね。なので、組むのであればそういう人と組みたいと思います。

―― 結果的にどういった事が成し遂げられたらいいなと思いますか?

渡邊万里子さん

それはやっぱり、周りの方に認めていただくという事ですかね。その成し遂げたことによって、それを見た方からお仕事を頂けるというのは、認めていただけたという事だと思うので。評価されたというか。結局認めてもらえないとそれは自己満足で終わってしまうと思うんです。一緒に組んで何かやったとして、それで成果が表れないというのはイコールそれは売り上げにもなるかもしれないですけど、認めてもらってないとその2人の自己満足で終わってしまうので。そうではなくて、それを見た人たちからぜひうちでも使いたいのでお願いしますとか、それを見て仕事が入ってくることが認められたという事だと思うので、そうなりたいですね。

―― 社会に認められるという感じですか?クライアントにだけという感じではないですよね?

社会…。それが評価されればうれしいですね。でも別に自分の名声が欲しい訳でもなんでもないし、自分の目指すところは特段何もないので。じゃあ何かって言ったら、喜ばれることが一番いいです。結果喜んでいただける。人って自分の事よりも他人のための方が一生懸命出来ると思うので、そんな感じです。

―― キーワードとしてはウェブとかITとかオンラインという感じですか?そうでもなく?

それに限らずですね。もっと面白いこと。今jekiさんとやっていることはオンラインではないので。どういう風に売っていくのか、とかってことなので、それは全くオンライン関係ないので、それはそれでまたそういう案件があれば面白いなと思います。ウェブ、紙、SNS何でもいいですけど、それを使って逆にオフラインの部分で何かできることがあれば、それもやってみたいなと思います。オフラインで逆にできることってなんだろうねって考えてみるのも面白いかもしれない。もう今はウェブ、ウェブなので。

―― 「ウェブをオフラインで広める」って難しいかもしれないですね。

渡邊万里子さん

結局ウェブでも、作るのって人じゃないですか。だからリソースと言ってもヒューマンリソースなんですよ。結局はウェブに限らず全部、どの業種も人なんですよ。ウェブ・AIに頼った世の中に今後なると思うんです。携帯を持っていれば財布を持って歩かなくても決済ができてホテルもそれがキーになってとか、クレジットカードももしかしたら今後指や目の認証になったりとか、コンビニも銀行も人がいない、そういう時代にもうなってきているので、だったら人はいらないのかって話になっちゃうんですけど、でもそこは絶対に違うと思うんです。だから、ウェブがこれだけ広がっていても、オフラインでできること、みたいな。

―― 地域はウェブというインフラがビジネスの部分で整っていないので、それをオフラインでどう広めていくのかという課題はありますよね。

そうですよね。結局なぜウチにお仕事が来るのかっていうと人の繋がりなんです。誰からかの紹介とか、知っている方からお仕事を頂くっていうケースが多いので、そう考えると、そもそも知っているところから仕事が来ている。やっぱり人は大事だと思います。そこの部分で何かできればと思います。すごい卓越した技術を持っていたって、仕事が来なければ生かせないですから。

2019年1月18日に渋谷で開催される、郡山ナイト〜郡山の企業との関わり方を考えよう〜にて郡山との関わりを地元企業を介して関わる方法を考えるイベントを開催します。
リンクスエージェンシーの渡邉さんも参加されるので、ご興味のある方はお気軽に参加ください。
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