「想い」と「思い出」を大切に、郡山を拠点に映像を作る株式会社スマイルピクチャーズ

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11月25日(土) 〜 26日(日)に行われる郡山市×SHIJYU起業体験ツアー2017によるタイアップ記事です。ツアーは無料なのでお気軽にお申し込みください。「郡山起業体験ツアー2017特設ページ」

金藏直樹さんは、神奈川県秦野市の出身。郡山市に会社を構えたのは、奥様が二本松市出身という地縁だけではなく、福島県で仕事をし、雇用したいという想いがあったと言います。金藏さんは若手の雇用や育成に力を入れています。そこにはどんな理由がるのでしょうか。郡山で事業を展開するまでの金藏さんのプロセスをお聞きしました。

音楽家から映像の世界に飛び込んで売り上げを作った経験

金藏さんは、音大在学中から首都圏で音楽家としてミュージカルの作曲や舞台音楽作曲で活躍してきました。音楽の幅を広げるためにもいろいろな経験をしたいと感じていた時に、コンサート会場で出会った現会社のスタッフから、「音楽やブライダル撮影の仕事をしないか」と言われ、「音楽と映像は関連があるし視野が広がる」と思い、飛び込んだのがその会社が請け負っていたブライダルの撮影の仕事でした。

元受け名前で受注した仕事は会社の名前が表に出ません。また通年でコンスタントに撮影ができないことに悩んでいたタイミングで幼稚園の仕事が入りました。幼稚園の記録映像の仕事には、保護者や先生たちの喜ぶ反応があります。自分が園児だったころは映像で記録をしてくれる業者はなく、動いている姿や声を残せないことに寂しさを覚えていた金藏さんは、発表会のビデオを見てから毎日登園している園児もいると聞いて、やり甲斐を実感します。

やがて金藏さんが映像制作に関わることで、会社の映像制作の売り上げは上昇。「スマイルピクチャーズ」という映像制作部門を立ち上げました。
「幼稚園を対象にした撮影の技術はTVの映像技術とは違います。難しいのは、幼稚園児全員が主役だということ。バランスよく均等に映す技術を持つ業者は少なかった」と金藏さん。前の業者が撮影したDVDを購入した保護者のクレームをきっかけに、金藏さんの制作する映像会社に切り替える幼稚園が増えていったと言います。

雇用で福島の復興に役立ちたいと思った

東日本大震災後、東北に何かをしたいという想いが金藏さんのなかで募りました。奥様の実家が福島県二本松市にあることで縁があることに加え、「戊辰戦争や震災など、歴史上多くの苦しみを乗り越えてきた福島の人だからこそ可能性がある。自分自身、そうした多くの人の歴史の上で、今福島で活動させてもらっていることを感謝していきたい」と言います。
音楽や芸術で元気にしたいという想いから、徐々に経済的な活性化のためにも福島で雇用をすることが大切だと考えるようになりました。

2014年、会社の業績も上がり、更に拠点を広げるために映像部門を独立させ、社長として会社を設立します。郡山市内のコワーキングスペース、co-ba koriyamaや福島コトひらくのイベントで出会いがあり、スタッフとして採用しました。20代前半の若い世代を積極的に採用したのは、会社の将来のためでもあり、若い世代から学びたいという気持ちからだそうです。しかし、同時期に仕事の映像、音楽制作ともに茨城県から依頼が増えていました。「福島から仕事がなくても県外から稼げばいいと考えました。執着すると足元救われるというのが自分への教訓です」。

撮影までの移動距離と新たな地での縁づくりも兼ねていわきに拠点を移しますが、福島で雇用してしっかりとした事務所を持とうと思った際に、働きたいというスタッフが郡山近辺であったこと、またタイミング良く条件にあった事務所が郡山で見つかったこともあり、2017年4月に郡山に拠点を移しました。

現在は映像・音楽・デザイン・写真撮影の4つの事業を行っています。映像は幼稚園の記録撮影を基盤とし、会社やお店の紹介映像、講演会、ライブやミュージカルなどのエンタテイメント、ブライダルを中心にしています。

「地域の広告代理店とつながりができていて、今後は、郡山や福島県全域で仕事を増やしたい。地元では規模が小さくてクオリティが高いインターネット動画を作る会社はあまりないんです」と強みを見せます。

郡山のポテンシャルは人柄のよさ

「郡山の良いところは、まずは家賃が安いこと。車社会でもあるけれど、関東と同じ値段で広いところが借りられます。費用も抑えながら、いい仕事をしてくれる人材がいる。そして人柄がいい」と金藏さん。「ジャンルによっては、地方都市だからと言って受注単価が安いとは限らない。関東の4倍の価格で仕事を取っている分野もある。それは競争にさられていないからでしょう」。

DVDなど、コンテンツの販売金額も実は関東と変わらない、と言います。「幼稚園の記録映像もクオリティからいうと、保護者の満足度は決して高くない。しかし、撮影業者を変えられない昔からのお付き合いがある。ひるがえせば、横のつながりが強く、助け合う土地柄であるということ。そのためには地元の人間関係をもっと作っていくことや、ネットから発信して保護者から動かしていきたい」と課題を感じているようです。

今、求めている人は、想いを大切にできる人

「楽しみながら福島のためになりたい、そんな使命感のようなものが僕にはあるのだと思います」郡山で映像制作の可能性を広め、若い世代を育てたいと挑戦し続ける金藏さん。

今、金藏さんが郡山市で必要だと思うのは、レンタル機材店。映像関係の新しい機材を郡山市で扱っているところがなく、しかたなく仙台や関東から取り寄せているとのこと。「まだ地元では需要が少ないかもしれませんね。であれば、郡山を拠点にして全国をマーケットにして欲しい。県内だけを市場にしてしまうと、他の業者と取り合いになるでしょう」と分析します。

金藏さんは事業を今後、幼稚園を専門に撮影してくれるスタッフが必要だと感じています。「郡山で一緒に仕事をしたい人は、まっさらで業界に染まっていない人。技術より内面が大切です」と強調するのは、これまでの仕事の経験から。必要とされるスキルは、コテコテの業界などで技術を積んだ人が持つクオリティとは別のものだと言います。クライアントの立場に立ってニーズ合わせることができる臨機応変さが求められているのです。
「技術は素直に習得しようとする人柄があれば、こちらで教えられる。人の想いを大切にできて、内面がしっかりしているほうが大切」。一緒に仕事をしたいのは、熱意があり、芯もありながら考え方に柔軟性がある人、と金藏さんは考えています。

応募に関して

募集内容

組織名

株式会社スマイルピクチャーズ

募集職種

映像制作・撮影スタッフ

業務内容

映像の撮影と編集

勤務地

福島県郡山市

今回の募集は終了いたしました。次の機会をお待ちください。